2012年5月2日水曜日

人のあたたかさと心機一転

今日から新しい役職に就いた。

今までお世話になっていた仕事の出来る先輩方が判断に迷ったり手に余すような処理も引き受けなければいけない。
はっきり言って、すごく不相応いうかおこがましいとすら思える。
自分でもそう思うのだから、周りから見たらどれほど滑稽なことだろう。

そう思って珍しく胃痛と戦いながら朝に挨拶を終えた後。

みんなが笑顔と拍手で迎えてくれた。
一緒になって喜んで、「お前なら大丈夫だから何でも言って」という激励の言葉をもらった。
ブーイングすら覚悟していたのに、予想だにしないあたたかい励ましに驚いた。
素直に嬉しくて少なからず感激した。

この人たちに育ててもらって、いまの立場に就くことができた。
もっと上の人たちからすれば、実力ではない何か利用価値があってのことかもしれないという穿った見方は捨てきれないけれど、それでも、この人たちと一緒に頑張りたいと思った。

人間関係にはますます気を遣うことになるけれど、それも含めていい経験と捉えよう。
おそらくこれから自分の実力不足や浅はかさが、これまで以上に目に見えて正面から襲ってくる。
いやになることもあるだろう。向いていないと思うこともきっとある。

それでも逃げずに正面から立ち向かっていこうと思う。
自分に甘えず出来る限り沢山のいいことも悪いことも経験して、人として成長したい。
今まで面倒をみてくれた先輩方のように「何でも聞け」と言えるように。
がんばろう。

とりあえず今の目標は「面倒から逃げないこと」かな。
面倒から逃げるといいチャンスも逃がすことになる気がする。